スターミー - ポケモン育成考察Wiki|Pokémon LEGENDS Z-A

スターミー [編集]

No.0121 タイプ:みず/エスパー
体重  :80.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)

・メガスターミー
タイプ:みず/エスパー
体重 :80.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
能力比HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値
スターミー60758510085115520
メガスターミー60140105130105120660
高速両刀水HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値
メガスターミー60140105130105120660
メガサメハダー701407011065105560

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)でんき/くさ/むし/ゴースト/あく
いまひとつ(1/2)ほのお/みず/こおり/かくとう/エスパー/はがね
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

みず×エスパー複合の速攻アタッカー。初代から皆勤。高い素早さと多彩な攻撃技を持つ。

近年は環境の大幅な種族値のインフレに取り残され気味だったが、ZAでメガシンカを獲得。
そのインパクト絶大な外見に反して、数値的にはバランスよく各能力に配分されている。
特に攻撃の増加が目立ち、両刀アタッカーとしての運用が可能になった。

ちなみにメガシンカは原則として種族値が100加算されるが、スターミーは140加算されている。
メガクチートメガチャーレムも同様の扱いをされている辺り、メガスターミーもこれらに準ずる特性が設定されているのだろう。
本編で登場した際には、ZAよりも攻撃の数値が下がるものと思われる。仮にこの推測が正しい場合、攻撃の種族値は100となる。

物理技のレパートリーは特殊のそれに比べるとお世辞にも多いとは言えないが、水技は一通り揃っている。
クイックターンや念願のアクアジェットも使えるのだ。
超技はしねんのずつき程度。
他にはじばく、すてみタックル、ギガインパクトが実用的な範囲か。
抜群を取れる範囲がかなり狭いうえ、物理型メインで行くのはメガ前の高速特殊アタッカー兼変化技気質の性質と相反するためあまりオススメしない。
水や超の物理は他に適任が多くいるため、両刀の可能性をチラつかせて受けづらさを意識すると良いか。

今作では命中率の概念が無いため、直線的なビーム系の技やエネルギー弾を発射するようなものは障害物で遮られやすい。
ハイドロポンプや冷凍ビームは勿論、ラスターカノンなどの球体を打ち出すようなものがそうで、打つ位置はやや気を遣う。
ただし、冷凍ビームやハイドロポンプはポケモンを貫通するので、上手くいけば複数に当てられる。
一方、必中技も多く覚えられる。一致サイキネ、10万など。
この辺はロックオンできればどこからでも当てられるので、どれか一つは入れたいところ。

また、サイズによってはビーム系の技が当てにくい場合があり、被弾率があがるとあまり技を発動できずに倒される事も多いため、
基本的には小型のサイズを推奨する。

今作のシステム上、ダメージ倍率がやや低く設定されているため、過去作で可能だったガブリアスを冷凍ビームで確1出来ない。
ガブリアス等へ遂行を行うため、適宜メガシンカして、火力・耐久を補強したい。

また、しんぴのまもり、両壁などサポート適性も高くじばくも使えるため
メガシンカアタッカーが強烈に目立つものの優秀なサポート型として後続エースの無償降臨までこなす事もできる。



技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
ハイドロポンプ110(165)80-高火力の水技。最大火力。発射までにやや時間がかかるのと障害物で遮られるのがネック。
なみのり90(135)100-当てやすい水技。特殊だが突進技のため、一緒に移動しないと次の技までにタイムラグが出やすい。周囲全体を攻撃しながら突進。接近戦や混戦に巻き込まれた時に強い。
うずしお20(30)100-かなり当てやすい水技。威力は低いがしばらく判定が残り連続ヒットする。
サイコキネシス90(135)100特防↓10%安定したエスパー技。必中。呼ぶ悪に無効。
サイコショック80(120)100-特殊受け対策として。
れいとうビーム90100凍り10%水と相性のよいサブウェポン。ハイドロポンプと同じ様な欠点を持つ。
ふぶき11070凍り10%当てやすいが発動が遅い。
こごえるかぜ5595素早さ↓100%サポート用。必中。
10まんボルト90100麻痺10%エアームドや水タイプに。必中。ギャラドスはカモ。地面は呼びにくい。
かみなり11070麻痺30%火力を求める場合に。
ラスターカノン80100特防↓10%銀色の球を発射するが追尾性能が低いため避けられる事も。氷やゼルネアス等に。
パワージェム80100-岩タイプのビーム技。氷か、リザードンピンポ気味。ゲッコウガは覚えない。
マジカルシャイン80100-同じくゲッコウガは覚えない。周囲に攻撃判定。4倍ピンポ気味。悪は呼ぶものの、複合なら他の技で遠くから安全に攻撃して弱点を突ける事も多い。
物理技タイプ威力命中効果解説
アクアブレイク85(127)100防御↓20%タイプ一致技。少しでも火力がほしいなら。
たきのぼり80(120)-怯み20%タイプ一致技。突進技のため、出すタイミングによっては多くの相手を巻き込める。
クイックターン60(90)100交代発生は遅いが、一瞬で主人公の近くに戻ってこれる。
アクアジェット40(60)100優先度+1タイプ一致技。物理技やなみのりのおいうち用か。タスキやトドメに。
しねんのずつき80(120)90怯み20%対毒・闘。ウツボットペンドラーには後隙を狙うように。怯みも狙える。
じばく200100自分瀕死範囲内にいる相手に大ダメージを与えつつ退場。ゴーストの受け出しに注意。大爆発よりは0.25秒程度発生が速い。
変化技タイプ命中備考
でんじは90妨害用。怪しい光の方がリーチも追尾性能も高いが地面は呼ばない。
あやしいひかり100結構長く追尾し安定性が高い。
みがわり-防御技兼壁貼りor再生技or積み技発動用。防御用に使うならサイズXS厳選推奨。
じこさいせい-遠くからこっそりやる程度。
ひかりのかべ-サポート用。先手で貼れればそれなりの堅さに。
リフレクター-サポート用。先手で貼れればそれなりの堅さに。タイプ的にはこちらの方がより堅いか。
しんぴのまもり-どくどく対策や後続の鬼火・げきりん等へのサポート用。
まもる-スターミーの弱点をつけるワザを持つ相手の動きを止めつつ、こちらのワザで弱点を突いて倒す用。
ビルドアップ-貴重な積み技。攻撃&防御+1。両刀になれるとは言え特殊が主体かつ本来ワザの打ち分けが得意なため汎用性は落ちる。
こうそくいどう-貴重な積み技。技の回転率があがる。火力のために高威力ワザを入れるため、使えれば砲台化する。
かいふくふうじ-苦手なギガドレインやウッドホーン、きゅうけつなどを封印しつつ他の回復手段も封じられる。上手くいけば交代も誘える。

型考察 [編集]

メガシンカ特殊寄り両刀アタッカー型 [編集]

性格:ひかえめ(物理技を切る場合)orれいせい推奨(C上昇他のどれか下降なら何でも)
持ち物:スターミナイト
努力値:C252 HABD調整
確定技:ハイドロポンプ
優先技:冷凍ビームorふぶき/10まんボルト
特殊技:サイコキネシス/ラスターカノン/マジカルシャイン/パワージェム/うずしお/かみなり/なみのり/サイコショック
物理技:アクアブレイクorたきのぼり/しねんのずつき/アクアジェット/クイックターン/じばく/すてみタックル
変化技:かいふくふうじ/こうそくいどう/ビルドアップ/しんぴのまもり/リフレクター/ひかりのかべ/みがわり/まもる

特殊水として地面・炎・岩への遂行の役割を果たしつつ、多彩な技範囲で適宜こうかばつぐんを突いていく。
ガブリアスやカイリュー対策の冷凍ビーム、ゲッコウガやギャラドスへの10まんボルトは優先度が高いだろう。
攻撃が出るまでに時間がかかる技が多いため、A140を活かして接近対策に物理技or波乗りも一つくらいあると良いが、その分抜群を取れる相手が減る。
バンギラスやシャンデラやドリュウズなどを相手にする時など、お互いに弱点を突けるという局面も発生しやすいため、火力的に倒しきれないと踏む場合は無暗に先手で仕掛けるのはよした方が良いことが多い。
手負いや低耐久・4倍弱点を相手に相手の視界外など遠距離から撃ち抜くような形だと交代されにくくかなり活躍する。
壁等はあまり貼る余裕が無いので、今作ではサポートするよりはサポート役に補助してもらう方が良いが、選択肢としてはあり。
特化する場合は後述のサポート型を参照。
メガシンカはもったいぶりすぎると何もできずに倒されてしまうが、使えば使ったで見た目がデカくなるため見つけられやすく被弾しやすい。
また画面も圧迫されやすい。周りが倒されている時など一方的な展開にしやすい時はおすすめ。
殴り合いになる直前にメガシンカして相手の技を変身バンクの無敵時間で躱すもよいが、結局耐久は並みのため無傷の時以外はそう殴り合い適性は上がらない。
常に狙うべきターゲットを見失わないように画面の操作を心がけつつ、スターミーとの距離が離れすぎないように注意したい。
足は遅い方では無いが、浮遊できる水場以外はジャンプして動くため回避性能が高いわけでは無いので避けには期待できない。
メガシンカ前後は時間のロスがある点にも注意。

直線的なビームを発射するワザが多いため、ベンチや柵など障害物で射線を遮りやすいステージでは思わぬ不利局面に陥る事も。
ステージと相手との位置関係にはよく注意したい。
交代や戦闘不能時のタイムラグで技を躱されてしまわないよう、狙う相手は注意。
また、デンリュウやマッギョ、ゼルネアスなどは10まんボルトを所持している事が多いためそれらとの真っ向勝負は避けるべし。
10まんボルトで狙われたら、食らう前に控えの特殊受けや地面タイプに交代し、そのまま交代先で戦うか、誰かとの戦闘で弱ったところを一致水技やサイコキネシスなどで仕留めよう。

HPが高くないため耐久はメガシンカしても並みの範疇なので、純粋な殴り合いは苦手。
積極的にステージを見まわし、アイテムを取得したり、HPが半分くらいになったら無理せず交代したりしよう。
理想は得意な相手を執拗に狙う、一方的な居座り砲台と化したいが、ハイエナや弱いものいじめをしていると判断されると皆向かってくるので
目立ちすぎず、でもしっかり点は取る狡猾な立ち回りを意識したい。

じばくについては、最後に攻撃を当ててきた相手に1点入る仕様のようなので、最下位の人の攻撃を受けた後散るのが良い。
比較的倒されやすいからかドリュウズなどにも真っ向勝負を狙われやすいので、じばくで高順位への加点を防ぐのも戦術。

ちいさくなる居座り型 [編集]

特性:しぜんかいふく
性格:おくびょう
努力値:S252 H16n+1調整
持ち物:たべのこし
確定技:ねっとう/みがわり/ちいさくなる
選択技:じこさいせい/どくどく

最速のちいさくなる使いとしての個性を活かした型。
麻痺状態などの相手を起点に死に出しからみがわり連打、みがわりが残った後にちいさくなるを積み、
どくどくかねっとう(の火傷)で全抜きしていく。

第6世代以降みがわり貫通手段が増え対策が取られやすくなった。むしのさざめきには要注意である。

第7世代では、ちいさくなるアンチ技のヘビーボンバーをほぼ覚えているテッカグヤや、
フェアリー増加の影響でヘビーボンバーを覚えているポケモンが多く、逆風が強い。
鋼半減とはいえ、ねっとうでやけどを引かない場合みがわりが確定で破壊されてしまう。
相手が無振りの場合はやけどさせれば破壊されないが、
こちらがちいさくなるを積んでいる場合は威力が2倍になるため、やけどさせても破壊されてしまう。
ただし、ある程度耐久に回すことで、やけど状態の無振りヘビーボンバー程度なら、ちいさくなる状態でも身代わりが壊れないようになる。
ヘビーボンバーのPPが切れるまで粘る事も不可能ではない。

環境が極端に早い、極端に遅いの二極化が強く、スターミーの素早さが全振りで活かせる相手はジャローダ程度。

第7世代で追加されたZワザは必中効果を持つ。こちらは所持率も高く予想外の一撃で落とされる可能性が増えた。
加えて、やけどの定数ダメージが減ったことでナットレイなどの毒無効の鋼タイプへの遂行速度が著しく落ちた点も向かい風。

サポート型 [編集]

特性:しぜんかいふく
性格:おくびょうorひかえめ
努力値:C252 他耐久調整
持ち物:ひかりのねんど/きあいのタスキ/スターミナイト
確定技:リフレクター/ひかりのかべ
優先技:ハイドロポンプ/10まんボルト/じばく
攻撃技:サイコキネシスorサイコショック/なみのり/れいとうビームorふぶき/かみなり/ラスターカノン/マジカルシャイン/パワージェム/うずしお
補助技:でんじは/あやしいひかり/しんぴのまもり/かいふくふうじ

豊富な補助技を活かした先発壁サポート型。
高い素早さにより先手で張りやすい。

でんじはは地面を呼びづらいため好相性だが、呼ぶ電気に無効なので注意。
今作ではメガシンカアタッカーのイメージが強烈なため、他にメガシンカ枠を入れておけば、
メガシンカ枠がどちらなのかの情報アドバンテージを得られにくくできるため、後続の積みアタッカーなどを護りやすい。
メガエアームドとは好相性で、あちらの苦手な炎・ギャラドスを水技・10まんボルトで蹴散らしつつ壁を張れる。

特殊アタッカー型 [編集]

特性:しぜんかいふくorアナライズ
性格:おくびょう
努力値:CS252
持ち物:いのちのたま/きあいのタスキ/こだわりメガネ/各種Zクリスタル
確定技:ハイドロポンプorなみのり/サイコキネシスorサイコショック
選択攻撃技:れいとうビーム/10まんボルトorかみなり/くさむすび/めざめるパワー(炎) /マジカルシャイン
選択変化技:みがわり/どくどく

初代から変わらぬフルアタ特殊アタッカー型。
特攻種族値100では火力がいささか物足りないが、幅広い範囲の攻撃と高い素早さで相手に一矢報いる事が可能。
変化技はふいうちやミラーコートを空かす用。
マジカルシャインはほぼ4倍弱点ピンポイント(ゴロンダズルズキンサザンドラジャラランガアクジキングのみ)。

こだわりスカーフ型 [編集]

特性:しぜんかいふくorアナライズ
性格:おくびょう
努力値:CS252 
持ち物:こだわりスカーフ
確定技:れいとうビーム
選択攻撃技:サイコキネシスorサイコショック/ハイドロポンプorなみのり/くさむすび/10まんボルト/トリック

最速116族以上の素早さを持つ相手を上から殴ることを目的とした型。
最速スカーフで実数値274。準速すいすいキングドラと同速。2回かそくした準速バシャーモは抜き去れる。
こだわりスカーフやりゅうのまいを使うドラゴン・ギャラドスメガボーマンダメガゲンガーメガジュカインメガプテラ、かそくバシャーモ等が主な仮想敵。
また、ハピナスラッキーポリゴン2をトリックで機能停止に追い込む。

ドラゴンタイプを最大の仮想敵とする以上、れいとうビームは確定。
水技はプテラを重視するなら。無振りメガプテラはC152ハイドロポンプで確1、れいとうビームだと確2。
スターミーに対して居座るギャラドスはほぼメガシンカするため、ギャラドスに対しては10まんボルトよりくさむすび推奨。

無振りメガゲンガーはサイコショックで確1。サイコキネシスで93.8%の高乱数1。H252の場合、ともに確定2発。
無振りメガバシャーモはサイコキネシスで確1。
メガボーマンダメガジュカインもれいとうビームで確定1。HP244振りメガボーマンダは56.3%の中乱数1。
ゲッコウガもタイプ変化前に叩けるが、10まんボルトでは確定2。かみなりなら中乱数1(62.5%)。


対スターミー [編集]

注意すべき点
S115からリーチに優れた高威力の特殊技を使ってくる。
一致サイコキネシスや10まんボルトなど必中技を一つはセットしているはずなので、ロックオンされたら適宜交代。
火力はメガシンカしてもそこまで高くはないので、こちらもメガシンカして耐久を上げて叩くのもあり。
型が読みづらいものの、多くは特殊アタッカーである。
物陰から見え隠れしながらリーチに優れた遠距離攻撃を仕掛けてくるスナイパー戦術を採られると、結構長生きされてしまう。
サポート型だった場合、後ろに強力な積みアタッカーや600族、準伝などが控えているためそちらの対策をしたいが、スターミー自身も火力は高いため
動かしづらい。
対策方法
耐久は並みのため、後隙を狙うか背後から弱点技で攻めれば落とせる。
デンリュウやゼルネアスの10まんボルトなどでの打ち合いでも可能だが、こちらも無傷ではいられない。
火力も突出しているわけでは無いので、きせき両壁耐久草などにはあまりなすすべが無い。
サポート型の場合は、交代先のエースに強いポケモンの温存が大事。

外部リンク [編集]