ゼルネアス - ポケモン育成考察Wiki|Pokémon LEGENDS Z-A

ゼルネアス [編集]

No.0716 タイプ:フェアリー
体重:215.0kg(けたぐり・くさむすびの威力120)
能力値HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値
ゼルネアス126131951319899680

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)どく/はがね
いまひとつ(1/2)かくとう/むし/あく
いまひとつ(1/4)---
こうかなしドラゴン

第六世代の禁止級伝説で単フェアリー。対になるイベルタルと種族値配分は同じ。
物理・特殊の双方で禁止級としてはほどほどの火力、耐久を備え、総合的にはバランス型。
難点は単タイプ、かつ威力の高い技が少ないフェアリーという点だが、専用技のジオコントロールが非常に強力。
特攻・特防・素早さがそれぞれ2段階上がり、パワフルハーブと合わせることで溜め無しで使えるため、凄まじい抜き性能を得られる。
一方であまりに強力な為、読まれやすく、クリアスモッグやてんねんには弱い。



技候補 [編集]

特殊技タイプ威力
[オーラ]
命中効果解説
ムーンフォース95(142)
[189]
100特攻↓30%タイプ一致技。追加効果も便利。火力を第一とするなら。
ドレインキッス50(75)
[100]
100HP吸収3/4今作で新規習得した吸収技。
素の威力は低いが、特性の効果でイベルタルのデスウイングの5/6ほどの威力に。
特殊技だが、接触技である点に注意。
マジカルシャイン80(120)
[159]
100-タイプ一致技。ダブルではムーンフォースと選択となる。両立も可。
ミストバースト100(150)
[199]
100使用後瀕死最大火力の全体攻撃技。ミストフィールド中は威力1.5倍(すなわち威力300)。
しめりけ以外に無効化手段のない優秀な自主退場技。
ジオコントロールとはアンチシナジーなので注意。
かみなり11070麻痺30%カイオーガホウオウに。鋼タイプにも等倍で刺さる。
10まんボルト90100麻痺10%かみなりの命中率に不安を感じるのならこちらでいいが、
等倍ムーンフォース>抜群10まんボルト。
サイコキネシス90100特防↓10%毒対策。
サイコショック80100-ハピナスなど物理攻撃には弱い特殊受けへの突破口になる。
きあいだま12070特防↓10%鋼対策。禁止級ではディアルガと天敵のヒードランに刺さる。
ラスターカノン80100特防↓10%ほぼディアンシーピンポイント。主にダイスチル用の素材として。
防御に厚めに振ることでA特化ザシアンにも押し勝てる。
くさむすび20~120100-禁止級ではカイオーガグラードンに最大威力で刺さる。
ただしダイマックスに無効。
物理技タイプ威力
[オーラ]
命中効果解説
じゃれつく90(135)
[180]
90攻撃↓10%タイプ一致技。特性で強化される。
メガホーン12085-対エスパー。たまに外れるが高威力。ザシアンとの差別化にも。
インファイト120100防御・特防↓対鋼。反動の耐久ダウンが痛い。
ウッドホーン75100HP吸収1/2対水、地面。攻撃と同時にHP回復。カイオーガに効く。
しねんのずつき8090怯み20%対毒。でんじはを混ぜれば高速アタッカー相手にも怯みも狙える。
いわなだれ7590相手全体
怯み30%
対炎。特にじゃれつくやインファイトを半減するホウオウによく効く。
つじぎり70100急所ランク+1対ゴースト。
スマートホーン70-必中ダイスチル用。
変化技タイプ命中備考
ジオコントロール-専用技。特攻・特防・素早さ2段階上昇。パワフルハーブと合わせて。
非常に強力だが相手のスカーフやちょうはつ、クリアスモッグに注意。
リフレクター-ダイスチル以外ではゼルネアスが覚える唯一の物理耐久を補える技。
ひかりのかべ-特殊耐久を補える。ハーブ無しでも使えるのが強み。
でんじは90多くの禁止級に先制で撃てる。
ゼクロムジガルデには効かないが、フェアリー技で攻められるので問題ない。
みがわり-ジオコン採用型の泣き所である状態異常をある程度カバーできるのが大きい。
積んだ後なら特殊攻撃に対してみがわりが割れないことも。

型考察 [編集]

ハーブジオコン型 [編集]

特性:フェアリーオーラ
性格:おくびょうorひかえめ
努力値:HBCDS調整
持ち物:パワフルハーブ
確定技:ジオコントロール/ムーンフォースorドレインキッス(併用可)
選択技:10まんボルトorかみなり/サイコキネシスorサイコショック/くさむすび/きあいだま/みがわり

パワフルハーブとのコンボで専用技ジオコントロールを活用する型。
タイプも相まってその爆発力は凄まじく、ゼルネアスの基本型といえる戦法。
弱点とする毒・鋼技の威力が軒並み低く、禁止伝説の超火力ドラゴン技を無効化できるうえ、オリジンフォルムのギラティナより少し劣る程度の耐久を持つためまず一撃では落ちない。

メインウエポンでは火力重視のムーンフォースが一般的だが、HP回復できるドレインキッスも強力。
特殊アタッカー同士の対決で使えればまず押し負けないだろう。一致技だけで火力は十分なので併用もアリ。

99族とはいえ先手でジオコントロールを使えれば特防が二倍になるため、特防に努力値を割くよりも素早さに振る方がいいだろう。
速さは硬さである。
ただし、ジオコントロールを積めても物理耐久は上がらないため、其方を基準に耐久調整をするのは十分にあり得る。ゲノセクトのダウンロード対策にもなる。

また、ジオコントロール後の特攻は非常に高いが、カイオーガザマゼンタといった高耐久アタッカーを相手する場合はひかえめにして火力調整する事も必要。

通常アタッカー型 [編集]

特性:フェアリーオーラ
性格:おくびょうorようき
努力値:素早さ252 特攻252or攻撃252
持ち物:いのちのたま/せいれいプレート/たつじんのおび/こだわりメガネorこだわりハチマキ/とつげきチョッキ
確定技:ムーンフォースorじゃれつく
選択特殊技:サイコキネシス/サイコショック/くさむすび/10まんボルト/ラスターカノン/きあいだま/ミストバースト
選択物理技:インファイト/メガホーン/しねんのずつき/つじぎり/ウッドホーン/いわなだれ/スマートホーン
選択補助技:リフレクター/ひかりのかべ/でんじは

ジオコントロールを使わずに戦う。ジオコン型の行動の裏をかく奇襲が主となる。
禁止級では低めの特攻の為、タイプ不一致の火力が気になる。

今作ではじゃれつくを獲得したので、物理技をこの型に記載。
ただし、単純なアタッカー性能ではザシアン(れきせんのゆうしゃ)に劣るのが悔しい。
差別化としてはほのおへの打点となるいわなだれ、ヌオーへの有効打となるウッドホーン。

スカーフ型 [編集]

特性:フェアリーオーラ
性格:おくびょうorひかえめorようきorいじっぱり
努力値:特攻252or攻撃252 素早さ252or最速95~90族抜きor準速95~90族抜き、残り耐久
持ち物:こだわりスカーフ
確定技:ムーンフォースorじゃれつく/メガホーン
選択攻撃技:サイコキネシス/サイコショック/くさむすび/10まんボルト/ラスターカノン/きあいだまorインファイト
選択補助技:リフレクター/ひかりのかべ/ミストフィールド

あえてジオコントロールを捨てその先制力で攻撃を仕掛ける型。
対伝説竜(ディアルガ除く)・ミュウツー性能はジオコンハーブ型より優れている。特にほぼすべての型のミュウツーに繰り出せるのは大きい。
他にもマーシャドーなど、こちらが先手を取って弱点を突きたい相手は多い。
苦手な仮想敵とジオコンハーブ型とほぼ変わらないが、あちらと違って一度攻撃を当てる→流す位ではそれらの役割を無力化できない事が多い為、より一層仮想敵対策が必要である。


対ゼルネアス [編集]

注意すべき点
ジオコントロール+パワフルハーブのコンボに尽きる。
CDSが1ターンで2段階上昇し、特性効果でフェアリー技が火力上昇するので決定力の高さは伝説ポケモンの中でも屈指。
またフェアリー技の通りもよいため、殆どのポケモンに大ダメージが入りやすく、一度暴れられると手がつけられない。
ダブルバトルではこのゆびとまれと組み合わせて凶悪コンボと化したり、
じこあんじでジオコントロールの能力をコピーしてくる場合も多く、パーティ単位での対策が必要になる。
対策方法
伝説なしで対策する場合は努力値特殊耐久寄りのギルガルドヒードランなどの鋼タイプ。
今作ではめざめるパワーが無くなった為、鋼タイプの後出しが安定するように。ただし、Aも131とかなり高水準の数値かつインファイトも覚えるので、半端な耐久だとそのままぶち抜いてくるのである程度の耐久は必要。
他にはハッサムメタグロスなどで先制技を使い殴ってやるのも効果的。
ラッキーハピナスは素でジオコンをさらに詰まれかねない+ドレインキッスでの回復が追い付いてしまうため不安定。
特にみがわり持ちの場合はちきゅうなげ1回でみがわりが壊れないため、競り負けることもあり得る。
伝説枠で対策する場合は、ザシアン日食ネクロズマジラーチゲノセクトなどフェアリー半減で殴りたいが、ジオコントロールが強力なため、積まれた後では競り負ける可能性もある。
フェアリー技を半減できないものの、シングルにおいて最初の1匹目同士の対面であればこだわりスカーフ持ちのディアルガの先制一致てっていこうせんでジオコントロールを積まれる前に確1に出来るが、相手も対策してくるので互いの読み合いが重要になる分、結局はタイマン勝負になる。
ジオコントロール使用を確認してレッドカード持ちに交換するorほえるで流すのが一番確実か。
先制はたきおとすorちょうはつorこだわりトリック、後攻アンコールも有効。
またはトリックルームやじこあんじ等ジオコントロールを逆手に取るのもアリ。スカーフメタモンなどで能力コピーしてやることも考えておこう。
とにもかくにもジオコントロールによる起点→全抜きが最も脅威なので、起点にならないよう構築段階から見据えるのが一番と思われる。
伝説戦で安易に拘った状態からドラゴン技を撃つことは避けたい。
ナットレイ
主要技ほぼ半減以下であり一致ジャイロボールで確1。特にダブルにおいてはきあいだま搭載個体は非常に少ないため十分有用。
モロバレル
高特殊耐久、フェアリー耐性、クリアスモッグ持ち。致命傷まで負わせることはできないが大幅に妨害することが可能。超技やみがわりには注意。
アローラキュウコン
ダブル用の対策。
技構成はムーンフォース/マジカルシャイン/まもる/ふういん 限定。
上の技構成でふういんをすることで、大多数のゼルネアスがジオコントロール以外の技を打てなくなる。
自身が場に居座り続けることが必須な上、技構成で大きく汎用性を切るため、採用は慎重に行いたい。
ヌケニン
有効打は物理技のいわなだれ、つじきりのみ。
ほとんど特殊型のため、まず無敵。
強引にジオコントロールを詰まれて突破される可能性がないのは特筆に値する。

外部リンク [編集]