タブンネ - ポケモン育成考察Wiki|Pokémon LEGENDS Z-A

タブンネ [編集]

No.531 タイプ:ノーマル
体重  :31.0kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
鈍足耐久ノーマルHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値
タブンネ1036086608650445
ベロベルト1108595809550515

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)かくとう
いまひとつ(1/2)---
いまひとつ(1/4)---
こうかなしゴースト

第五世代出身の単ノーマルタイプのポケモン。HPが高く耐久力はそこそこだが、それ以外はぱっとしない。
特性は強特性のさいせいりょくが特に目を引くが、耐性の少なさをカバーできるほどの耐久数値ではないため受けは厳しい。
第八世代ではメガシンカ廃止により、ノーマル×フェアリー複合としての個性を失い、種族値不足が再び問題化。
前世代ではめいそうを積むアタッカーや、高耐久と耐性を活かした受けループ要員としての活用が見られたが、それらは難しくなった。
特にアタッカーだと上位互換の種族値を持つベロベルトとの差別化が厳しい。
現環境では豊富な変化技を活かしたサポート運用がメインとなる。

特筆すべき点としてあくびとトリックルームを両立する単ノーマルであることが挙げられる。
トリル始動役はエスパー複合が多く、ゴーストが幅を効かせる現環境では行動回数の確保に不安が残る。
その点、ノーマルタイプは弱点が少なく安定しているため、トリル始動役としては非常に動きやすい。
さらに、いやしのねがいによる自主退場が可能なため、早急に後続エースの降臨も狙える。
これらの利点を全て兼ね備えたポケモンは第8世代では他におらず、低種族値ながらライバルにも負けない十分な個性を持っていると評せるだろう。
また、それらの特徴に加えぶきよう+なかまづくり(スキルスワップ)のコンボや、いやしのこころによるダブル適性も覗かせる。

サポートメインのポケモンであるため、新要素のダイマックスとの相性はいまいち。
剥奪された技はどくどく、じゅうりょく、じこあんじ、いたみわけ辺りが目立つが、
あくび、アンコール、いやしのねがい等、ダイマックスエースに繋ぐのに優秀な技は引き続き習得。

元々性質上シングルで活躍するタイプのポケモンではなく、ダブル向けの技・特性を持つ。
第八世代においても、基本的にはダブルでのサポート役としての運用が主体になるだろう。



技考察 [編集]

攻撃技タイプ威力命中効果解説
ハイパーボイス90(135)100-タイプ一致技。みがわり貫通。
シングルでは火力不足。ダブルでは相手全体攻撃として。
ドレインキッス50100HP吸収3/4低火力高HPなので回復ソースとしては厳しい。ほぼめいそう型のみ。
れいとうビーム90100凍り10%ランドロスや4倍ドラゴンへ。
だいもんじ11085火傷10%ナットレイハッサム等に。威力重視。
かえんほうしゃ90100火傷10%同上。命中・PP重視。
変化技タイプ命中解説
トリックルーム-ダブルなら非常に優先度が高い。シングルでも有用。
いやしのはどう-ダブルで相方を回復させるために。
いのちのしずく-ダブルで相方を回復させるために。
回復量は少なめだが、自身も少し回復出来る。
サイドチェンジ-ダブルで相方を守るために。
リフレクター-サポート用。味方の物理耐久を強化。
ひかりのかべ-サポート用。味方の特殊耐久を強化。
めいそう-特攻・特防を強化。ドレインキッスと相性が良い。
でんじは90自身が抜ける範囲は狭い。後続サポート用。
アンコール100起点回避に。みがわりにも有効。
あくび-起点作りにも起点回避にも有効。みがわりには効かない。
ねがいごと-回復技。シングルでの後続サポートにも。さいせいりょくと相性が良い。
まもる-シングルならあくび・ねがいごとと併せて。ダブルなら集中攻撃読み等に。
てだすけ-ダブルで相方の火力底上げに。
シンプルビーム100ダブルで積み技持ちの相方に。
なかまづくり-相手の特性を自分と同じにする。特性ぶきようで使うと相手の道具と特性を潰せる。
なまけ等一部の特性には効果がないので注意。
スキルスワップ-相手と特性を交換。こちらも主にぶきようで使用。
ダブルならどの特性でも候補に。
いやしのねがい-シングル向け。トリックルーム等の場作り技と併せて。タマゴ技。

型考察 [編集]

トリル始動型 [編集]

性格:のんき/なまいき/ずぶとい/おだやか
特性:さいせいりょく/いやしのこころorぶきよう
努力値:H252 BD調整
持ち物:オボンのみ/メンタルハーブ/ひかりのねんど/ヨプのみ/イバンのみ/たべのこし
確定技:トリックルーム/いやしのねがい
優先技:あくび
攻撃技:れいとうビーム/のしかかり/だいもんじorかえんほうしゃ/10まんボルト
補助技:でんじは/ひかりのかべ/リフレクター/アンコール

耐久力と弱点の少なさを生かしてトリックルームの始動役を担う。
あくび・でんじは・アンコールなど妨害技は豊富で、両壁による味方強化も可能。
トリックルーム後はいやしのねがいで自主退場し、後続のトリルエースを無償降臨できる。

メジャーなトリル始動役であるブリムオンなど鈍足エスパーとは、ゴースト耐性の有無で差別化可能。
あちらも並以上の耐久はあるにもかかわらず、ダイホロウなどの高威力弱点技を恐れてタスキを持たざるを得ないことが多い。
その一方タブンネは弱点がかくとうのみで、ダイナックルを使われても初発の威力が低いので役割破壊されるリスクが低い。
B特化すればA252ギャラドスのダイジェット(とびはねる)が確3という耐久が得られるため、オボンのみやメンタルハーブなどを積極的に持たせる余裕がある。

特性はトリックルーム使用後クッションとして再利用を狙うならさいせいりょく
再利用を積極的に狙わず、トリル後にすぐにいやしのねがいで後続へ繋ぐ狙いがあるならトレース対策に他の特性を選ぶのも良い。
ただ、ぶきようポリゴン2などにトレースさせれば儲けものだが、自身も持ち物が使えないので注意。

まひ壁サポート型 [編集]

性格:ずぶとい/わんぱく/おだやか/しんちょう
特性:さいせいりょく
努力値:H252 BD調整
持ち物:ひかりのねんど/オボンのみ/メンタルハーブ/だっしゅつボタン
確定技:でんじは/リフレクターorひかりのかべ(両立可)
攻撃技:のしかかり/かみなり/なみのり/だいもんじorかえんほうしゃ/れいとうビーム
補助技:ねがいごと/アンコール/いやしのねがい

とりあえず麻痺させてから相手を見て壁を張る、その後HPを見て攻撃なり戻して回復+後続に交代なりお好みで。
麻痺+壁+アンコールはトゲキッス等でもできるので、さいせいりょくで差別化したい。
サイクルを回しつつ中盤以降にねがいごとorいやしのねがいで後続を回復、といった使い方になるか。

だいたいの技構成は でんじは/壁/壁orその他変化/変化or攻撃技。

+  型サンプル

【ダブル】サポート型 [編集]

性格:ずぶとい/わんぱく/おだやか/しんちょう
特性:さいせいりょく/いやしのこころ
努力値:H252 BD調整
持ち物:ひかりのねんど/オボンのみ/メンタルハーブ/だっしゅつボタン/ルームサービス/くろいてっきゅう
確定技:いやしのはどう
攻撃技:ハイパーボイス/マジカルシャイン/こごえるかぜ/なみのり/10まんボルト/かえんほうしゃ
補助技:アンコール/でんじは/ひかりのかべ/リフレクター/てだすけ/シンプルビーム/まもる/トリックルーム/スキルスワップ/サイドチェンジ/なかまづくり

特性や豊富な補助技を活かしてサポートをする。
壁張り・トリックルームでの場作り、でんじは・こごえるかぜでの妨害、てだすけ・いやしのはどうでの補助などが可能。
シンプルビームは相手の強特性を打ち消したり、味方の積み技を強化したりできる。
火力の低さを逆手に取り、相方のじゃくてんほけんの発動を意図的に狙うこともできる。

今作では同じくサポート技にすぐれ、サイコフィールドによるアタッカーも出来るイエッサンがライバルになる。
彼方は♂だとトリックルームとふういんが使え、♀だといやしのはどうとこのゆびとまれの存在が大きい。


対タブンネ [編集]

注意すべき点
さいせいりょくを活かしたサイクル戦の中でのサポートが得意。
でんじは、両壁、アンコール、スキルスワップ、ねがいごと、いやしのねがい等、場作りから妨害、回復までこなす。
耐久も並以上にあり、さいせいりょくによる回復も相俟って落としにくい。
対策方法
安定して攻撃を受けられるのはでんじはの利かない電気・地面タイプ。
たべのこし持ちのみがまも型ならなお安定する。
鈍足でサポート寄りなため、上からのちょうはつには滅法弱い。

外部リンク [編集]